エンタメちゃんねる

気になる話題を毎日配信♪

これが古舘伊知郎の本当の実力なのか…超高速で語る現代版「外郎売り」が凄い!

   

歌舞伎十八番の一、「外郎(ういろう)売り」。

外郎売りが外郎薬の宣伝文句の早口言葉を連ねて聞かせるもの。

その朗読は言い回しの難しさから、アナウンサーや声優に欠かせない発声練習のひとつとなっている。

それを古舘伊知郎氏が現代風にアレンジ。

超早口なのに全く噛まない滑舌の良さはまさに神業レベル!

栄養ドリンクを例えての鮮やかな言い回しに思わず引き込まれてしまう。

全文と合わせて紹介するので興味があればぜひ自身でも朗読してみてはいかがだろうか?

【現代版】外郎売り (全文) 古舘伊知郎

一番上からご紹介しましょうか。こちらはまず、タウリン1000ミリグラム配合の『リポビタンD』です。日本三大リンと言えば、ミポリン・サリン・タウリン。この中のタウリン。なんと、1000ミリグラム入っているという。1000ミリグラム入っているなら、何で正直に1グラム配合と言えないのかの代表例。

その隣が『リポビタンD・スーパー』。こちらがタウリンが2000ミリグラム入ってますからね。その後、3つめ。こちらはですね、ウルトラマン兄弟と同じです。ウルトラマン・ウルトラセブン・ウルトラマンエースと同じ。『リポビタンDエース』、倍の500円です。
そしてもう一つ。塾だファミコンだとお疲れのお子様には、本当にカルシウム配合が嬉しいと言われている『リポビタンD小児用』もございます。さあ、それから何がある。

ガラリと変わりまして、同じく大正でも、そうです、『サモン内服液』。あのアマゾンの秘薬ムイラプアマ配合のサモン内服液。「内服液」という古臭~いネーミングがいかにも薬っぽくて良いと、中高年に根強い人気を誇っております。

そのお隣がガラリと変わりまして、気血精ドリンクの『ゼナ』。なんと、大気の気・血液の血・精霊の精と、こんな凄いものが3つも小さな瓶に入っているのは無理があるぞと大評判になっておりますけれどもね。こちらは凄い、まさにドリンク業界の自民・社会、さきがけ大野合です。胃袋内の区割り法案は大丈夫なのかとも言われておりますが。

さあこちらは、大正に対抗いたしまして、お馴染みの中外製薬グロンサンシリーズ。まずは『グロンサン内服液』シンプルな180円から始まって、今イチ押しは「5時から男」の『グロンサンDX』。こちらはタウリン1000ミリグラム配合に対抗して何が入っているか。なんと、グルクロノラクトン1000ミリグラム配合。もうグルクロノラクトンなんてものが入ってんだったら、もうイグアナドンでもデンゼルワシントンでもマークハミルトンでも、どんどん瓶の中に押し込んでもらいたい。

ああ、そのお隣。24時間働いていた頃が懐かしいぞ『リゲイン』。『アリナミンV』『アリナミンV&V』『ダイジョウV』、エーザイから『ユベロンゴールド』。
ようやくエスエスのエスカップシリーズの所に近づいて参りました。こちらは階級ヒエラルキーが比較的シンプルではっきりとしております。

まずシンプルな『エスカップ』から始まって、『エスカップC1000』『エスカップE』『エスカップキング』、リーダーボス猿的な存在は『エストロングキング』となって、あっ、お客様マムシが欲しいなら協和の『ナガランドリンク』。そして忘れちゃいけないのは、マムシなら赤マムシ本舗の『マムシゲンX』こちらはもう3000円ぐらいしてますから、ちょっとお高くなっております。

懐かしいぞ、ピップフジモトの『ダダン』。
ああ、ようやくユンケル黄帝液のセクションが近づいてまいりました。b『ユンケル黄帝液』といえば佐藤製薬は、ユンケルシリーズだけで年間なんと300億円の売り上げ。
1000円台から上のグレードの高い栄養ドリンクでは、ひときわ一人勝ちの様相を呈しているわけでありますが、まずシンプルな『ユンケル黄帝液』800円の作り方からご紹介しましょう。

成分は簡単です。マムシの皮を取り除いて、そして乾燥させて、アルコールで抽出したマムシチンキを中心にロイヤルゼリーだ、ビタミンB12だ、人参を加えて、そこにまだまだ酢酸トコフェノール、コンドロイチン硫酸ナトリウム、これぜーんぶ覚えてる、本当の事ですからね。

こういうものを全部総合的に配合いたしました辛味が特徴のドリンク剤『ユンケル黄帝液』800円。おっと辛味が嫌だなぁという女性向きのライトな感覚は『ユンケル黄帝L』。そして『ユンケルハーバル黄帝液』『ユンケル黄帝ゴールド』『ユンケル黄帝ロイヤル』『ユンケルD』『ユンケルグランド』。

そして最高峰はなんと10種類の植物性胃腸薬と5種類の動物性胃腸薬を見事に配合して、ビタミンまで加えた新処方『ユンケルファンティ』3000円!ファンティとは中国語で「皇帝」の事。ずばり、直訳すれば「ユンケル皇帝黄帝液」。「コウテイ」がダブってどうするんだ。お客さん、何にしますか?

やってみたらわかるが、この書き起こしを見ながらでもこんなにスラスラ喋るのは至難の技だ(汗)

この話術と噛まないこのテンポ、これはもっと評価されるべきだと思う!

喋りでこれに敵うアナウンサーはいないのではないだろうか?

やはりこの人は天才だ!!

 - 衝撃